1997年9月25日。この日は渋谷弁当部が駅弁から撤退した日です。それ以来、注文すると作ってくれることもあったようですが、2005年5月25日に訪問しようとして予約注文をしようとしたところ、「もう作らないので。。。ごめんなさい。」と丁重に断られてしまいました。普通の仕出し弁当は2005年5月現在、調製しているようです。なお、2003年10月現在ではご主人さんから次のようなコメントをいただきましたのでご紹介します。

          

「駅弁は旅行客の皆さまあってのお弁当ですが、自動車寄りの旅行となってはローカル線の販売は厳しいのが現状です。十和田南駅もずいぶん縮小されて、朝晩の通勤がほとんどですが、時折観光客の姿を見ると嬉しくて、たまのお弁当の注文があったりすると、がぜん頑張って作っているしだいです。」

上のコメントをいただいた時にすぐ訪問すべきでした。

「錦木おこわ」は「にしきおこわ」と読むという説もありますが、私が聞いているのは「にしきぎおこわ」と読むそうです。どちらが正しいのかはわかりません。内容的には赤飯におかずがついた幕の内風の弁当です。甘みのある赤飯ですが、2度蒸かしているということで、とてもやわらかく仕上がっています。卵カステラ、鶏からあげ、山菜などが入っています。

下は2007年8月6日、はやしさんが購入した「錦木おこわ風幕の内弁当」です。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。

  

「渋谷弁当部さんの錦木おこわ風幕の内です。 おこわなので3個以上からの注文となります。 事前に予約して購入。おこわは駅弁当時の味付けでほんのり甘いです。おかずの味付けも申し分なく、さすが渋谷弁当部さんです。 花輪線で景色を眺めながら頂きました。」

  

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