下は2009年4月29日、東京駅で購入した「伊達幕」。なんと伊達家とNREとのコラボ駅弁です。

     

仙台駅と東京駅で発売のNRE・仙台駅「伊達幕」1100円。東京駅では朝8時40分、14時、17時の3回、旨囲門と駅弁屋極の2店舗のみに合わせて1日35本の入荷だそうです。

     

かつて伊達政宗公が正月膳で食したという「子籠鮭」をイメージした「鮭の仙台味噌漬焼き」などが入る本格的な八角形容器の弁当で、4月22日には青葉神社と瑞鳳殿で奉納式を行なったとか。4月29日の発売初日には発売記念プレミアムとして「伊達幕オリジナル手拭い」が付きました。

     

記念品の手ぬぐいは東京駅に関しては500本限定だそうですから、2週間程度でなくなるでしょう。内容ですが、殿様気分が味わえます。さすがに伊達巻きがおいしかったです。

     

下はお品書きです。伊達家の指導により、どのおかずも念入りに作られています。

 

下は2009年11月2日、東京駅旨囲門で購入した「塩竃藻塩弁当」。塩をテーマにした初めての駅弁だと思います。

     

こまちに乗車中、仙台駅を過ぎたあたりで賞味しました。「塩竃藻塩弁当〜塩結〜」(しおがまもしおべんとう、えんむすび)というのが正式名称です。850円。

     

2009年10月から12月までの期間限定で仙台、東京駅と仙台駅発の東北新幹線車内で販売されました。塩釜沖の海水を海藻を通して煮詰めた「藻塩」1.5グラムが付き、おかずに掛けて食べることもできます。

     

弁当の内容は薄味おにぎり2個、鮭の酒粕漬け焼き、ささかまぼこ、野菜の素揚げなど。塩の味に深みがあって旨いです。玉子焼きには焼き印がありました。

     

塩竃の藻塩について掛け紙の裏のパンフレットに書かれていました。「藻塩」というとすぐに思い浮かぶのは、「来ぬ人を 松帆の浦の夕なぎに 焼くや藻塩の 身も焦がれつつ」という百人一首にも出てくる藤原定家の有名な和歌。「約束したのに来ないあの人を待っていると、松帆の浦(淡路島の浜辺)の夕なぎの頃に焼くあの藻塩(火に焦がれる)のように、わが身もしきりに恋い焦がれて苦しんでいることだなあ」という口語訳です。塩は煮詰めて作るものだという下のパンフの意味がよく分かるような気がします。

 

下は2006年7月29日、仙台駅で購入した「チキン弁当・仙台駅バージョン」。

     

仙台駅バージョンでは関東バージョンと違って、オニオンリングフライが入っていることが内容的な特徴です。フライドポテト、レモン風味のタルタルソースもついています。

     

仙台駅でそれまで何回も見つつ、いつも売り切れで手に入りませんでした。今回は午前10時過ぎに2つの新幹線ホーム売店で振られた後、3つめで最後の1個をゲット。

     

ニワトリのイラストは伊達政宗のようです。

     

下は同じ2006年7月29日、仙台駅で砂丘の白兎さんが購入した「仙台黒毛和牛ステーキ弁当」。

     

以下はコメントです。「和牛ステーキを味噌漬けにしたことで、塩胡椒で味付したステーキとは違うコクと旨味が引き出されている。但し、加熱式故に量は少ない。」

     

下は同じ2006年7月29日、仙台駅で砂丘の白兎さんが購入した「仙台サンドイッチ」

     

「牛タンサンド2切れと笹かまサンド1切れのセット。私には不思議な味だった。ひょっとして、酒呑み向け駅弁?」

     

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