2007年10月7日、弘前駅の改札横キヨスクで購入した「ほたて舞茸」。3年ぶりの再会です。

    

2006年7月に訪れたときには見つからなかったのですが、どうやらそれは時間帯が遅かった(午前10時)から? そして2005年12月に訪れたときに見つからなかったのは、逆に時間帯が早すぎた(午前6時)から? この日は午前7時30分に購入。その時すでに残り1個でした。朝7時にごくわずかの個数で入荷するようです。

    

煮物の手作り感がいいですね。玉子焼きも自家製という雰囲気が漂ってきます。

    

下は2003年11月20日、通信販売で購入の「ほたて舞茸」。

         

舞茸の炊きこみご飯の上に、大ぶりの甘く煮た帆立が3つ、ふき、栗、にんじんなどの煮物、卵焼きが載っています。なんと言っても帆立がメインですが、うま煮風で甘辛く、とてもおいしかったです。

     

一方、「ネハァー弁当」というのもあって、弘前駅キオスクだけでなく、青森駅キオスク1号店でも購入できるそうですよ。2003年11月現在、駅で常に売っているのはこのお弁当だけだそうです。
「ネハァー」というのは津軽弁で「そうだネハァー」というふうに使い、「そうです」という肯定語に丁寧な接頭語の「ネ」をつけ、感動詞の「ハァー」をつけた、相づちを打つ言い回しの言葉だそうです。
この駅弁の内容は一口で言うと「帆立舞茸ごはん」だそうです。「りんご弁当」と違って宅配がないので現地まで行って食べるしかないですね。(と思ったんですが、今回送って頂けたのでうれしいです。「ネハァー弁当」を注文して「ほたて舞茸」が送られてきたので、この2つは事実上同じ弁当と言うことでしょうか。)

     

今回、女将さんの手紙の中に、「現在販売しているのは、ほたて舞茸ごはん(ネハァー弁当)です。りんごごはん弁当は予約が必要です。」とありました。ということは、この弁当はやはり実質同じ弁当であり、違うとすれば副菜の量やや質にあるのかな、という感じがします。

      

2005年5月の時点では、青森空港にて空弁「漬けまぐろ寿し」を1000円で新発売するなど、「りんごごはん太巻き」700円、「白神弁当」800円に続く空弁第3弾として空弁中心の弁当販売に移行しているようです。これらはすべて弘前駅や青森駅のキヨスクでは買えませんので厳密には駅弁ではありません。弘前駅に常時置いている駅弁は「ほたて舞茸ごはん」と掛け紙のない「とりめし」のみ。青森駅キヨスクには「ほたて舞茸ごはん」が不定期で置かれていることもあるそうです。なお、「りんごごはん」は予約注文のみとなってしまいました。また、「ネファー弁当」は販売終了したということです。

以下は2007年10月7日に訪問したレポートですが、「ほたて舞茸」はあったものの、「とりめし」は見当たりませんでした。その代わり、おにぎりが登場していました。ます、うめ、こんぶ、おかか、たらこなどがあるようです。

    

2007年10月7日、弘前駅で購入した「ますおにぎり」130円。

    

三角形の伝統的なおにぎり。海苔が巻かれ、真ん中に黒ごまが10粒程度。

    

中を開けると、いわゆる「シャケ」のおにぎり。酒田に向かう、この日の夜食となりました。

    

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