クリスマスも近づいた2005年12月8日、東筑軒さんの工場見学を終え、事前に予約しておいた新作駅弁「玄界灘海の幸押し寿司」を受け取る際、すでに「かしわめし」らしき駅弁が1つ入っていた袋の中に入れてくださいました。

   

「お土産の駅弁が下に入っているので、あとで開けてくださいね。」と言われたので感謝の言葉を述べ、そのまま中も見ずに折尾駅へと向かいました。博多方面への次の電車に乗るまでは10分くらい時間があり、駅弁立ち売りの山口さんがいらっしゃる5番線へと足を運び、雑談をしていました。

そのとき、駅弁の入った袋が山口さんの目に留まり、「ちょっと見せて。」と言われ、中から取り出すと、山口さんはお土産の駅弁を見るなり「あっ、これは私も初めて見るレッテルですよ。うわあ、私がよく撮れてるわぁ。何が入っているんだろう。」とおっしゃったので、私もなんかものすごく気になってきました。そして、入線してきた「特急ソニック18号」に乗ってすぐさま袋から取り出して見ると、そこにはオドロキの「上ちゃん限定商品」の文字が。。。

     

掛け紙は立ち売りの山口さんが折尾駅の5番線から特急ソニックを見送るシーンの写真があしらわれた手作りパソコン仕様の掛け紙でした。「かしわめし数え唄」の歌詞が掛け紙の上にゆらゆらと揺れています。そして周りの緑色した部分には、クリスマスっぽいイラストがところどころに配置されていました。

さあ、期待を胸に中を開けてみましょう。

     

すると、そこには「かしわめし」で作ったクリスマスツリーが現れました。上の画像はモザイクがかかっているかのようですが、これはあまりの感動に私の目がウルウルしているというイメージ効果ですので悪しからず。。。

  

かしわ、錦糸卵、刻み海苔。まさに「かしわめし」の素材で作られた東筑軒らしいクリスマスツリーでした。パセリやサクランボ、かまぼこの色合いをうまく組み合わせ、見事にデコレーションされたクリスマスツリーの「かしわめし」。

これを、私が独り占めするわけにはまいりません。こうして全国の皆さまに東筑軒さんのすばらしい仕事を披露して初めて、東筑軒さんの「かしわめし」への思いも伝わることでしょう。もちろん食べてうまかったに決まっていますが、これは見て楽しむ「かしわめし」。まさに、東筑軒さんから全国の駅弁ファンに宛てたクリスマスプレゼントだと思ってくださいませ。

                                

      

                                   

     

東筑軒さん、本当にどうもありがとうございました。そして全国の皆さま、メリークリスマス♪


 トップページに戻る 九州の駅弁に戻る  愛犬クッキー(&かしわめし)のクリスマスに行く