関西ほんわか駅弁旅 〜その4〜

2007年3月29日、ほんわかするような関西の新作駅弁、話題の駅弁を求めて近江鉄道彦根経由、米原から新幹線で相生へと西進、そこから今度は姫路へ戻り、さらに東進して新神戸駅にやって参りました。

下は新神戸駅のホーム売店で購入した「踊りだこめし」1200円。調製元は淡路屋071-431-1682。

   

見るからにユーモラスな、そう、「ほんわか」してくるような体裁の駅弁ですね。入れ物は陶器です。と、ここまで読んで、ちょっとでも駅弁に興味がある方ならば似たような駅弁をこの駅で、あるいは全国のデパート、スーパーで購入したことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。「踊りだこめし」を紹介する前に、まずはその駅弁から見てみることにしましょう。

下は2005年10月29日に購入した「ひっぱりだこ飯」。全国の駅弁大会で超人気の駅弁です。

    

1998(平成10)年4月5日、明石海峡大橋開通記念に売り出された記念駅弁が好評を博し、現在に至るまでロングセラーを続けている陶器のお弁当です。

  

左下の画像の「ひっぱりだこ飯」は1998年11月12日、「たこどん」は2002年11月10日購入。右下は2004年10月30日購入の「ひっぱりだこ飯」。

    

「ひっぱりだこ飯」は陶器の蛸壺容器。たこの天ぷら、たこのうま煮、あなごなどが盛られ、御飯の下にはたこ焼きまで。「たこどん」は炊き込み御飯に2種類の味付けした「たこぶつ」と相性の良い白葱などの野菜を盛り付けたどんぶり仕立てのお弁当です。

2004年1月10日、京王駅弁大会の中で「ひっぱりだこ飯」が実演されてました。製造過程はおおよそ次の3枚のような感じです。

    

                   

というわけで、これが今回2007年「踊りだこめし」の元になった駅弁ですが、タコと穴子の競演だった「ひっぱりだこ飯」に比べ、「踊りだこめし」はタコによりこだわった駅弁だと言うことができます。

   

持ち帰りを意識して、電子レンジで温める場合の説明書きが入っていました。容器も食後は調味料入れとして2次使用できると書かれています。

    

中身ですが、炊き込み御飯の上に、たこから揚げ、たこ辛味噌、たこ旨煮ということでまさにタコ三昧の内容になっています。その他のおかずとしては竹の子煮、錦糸玉子、椎茸煮、菜の花、人参煮。なお、「ひっぱりだこ飯」のようにごはんの底の「タコ焼き」はありませんでした。

   

新神戸駅のホームでいただきました。実はここでも売店に新作駅弁の「和牛ちらし」、「あっちっち牛塩タン弁当」、「イノブタぼたん鍋」などが並んでいて迷ったのですが、「和牛ちらし」を購入に加えるだけにとどめておきました。その理由として、最後に訪れる駅は「食いだおれ」で有名な街にあり、そこでも食べたい駅弁が控えているということで。。。

   


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