2003年10月14日。 土浦駅の「うなぎ丼」は掛け紙にも書かれているように、炭火でじっくり焼いた昔から変わらない伝統の味です。もちろん霞ヶ浦の名物であるうなぎを使用しています。おいしさの秘密は独特の製法で作った自慢の甘辛いタレだそうです。
 
 

このうなぎ丼は1935年(昭和10年)の生まれ。うなぎ弁当となると1917年(大正7年)から販売しているそうです。1960年代はうなぎが冷めないようにホームにコンロを持ち込んで保温したというからすごいですね。
その点、「常陸牛どん」はまだ歴史の浅い駅弁のようです。今やファーストフードとしてなじみ深い「牛丼」ですが、駅弁としては珍しいのではないでしょうか。

            

で、2003年12月27日に現地を訪れました。牛どんに関しては正直言ってファーストフードの牛丼とは戦えないかな、と思いました。ブランド牛肉とは言うものの、肉の量ももう少し欲しいですね。ところがうなぎ丼はいいうなぎにあたったのか、それとも予約して温かかったからか、ふっくらしてとても美味しかったです。同行した4歳の息子も口を大きく開けて何度も欲しいとせがんだほどです。このうなぎ丼ならば浜松でもやっていけそうです。

     

上と下は共に2006年3月14日購入。「常陸牛どん」です。

     

紅ショウガの代わりに柴漬けになりました。相変わらず530円で頑張っていますが、値段を倍にしてもいいので常陸牛の量も倍にしてほしいというのが率直な感想でした。

     

上と下は共に2006年3月14日購入。「うなぎ丼」です。

     

ホーム売店に書かれていましたが、このうなぎは愛知県産と言うことでした。

     

下は2007年9月9日、土浦駅で購入した「うなぎ丼」。

     

常磐線の普通電車にグリーン車が登場しました。その中でゆったりといただきます。

     

たまには香の物をクローズアップしてもよいだろうということで。

     

 関東の駅弁リストに戻る  関東のお薦め駅弁に戻る