2004年12月19日購入。

10月26日の駅弁情報掲示板でもすでにお知らせしたとおりですが、10月19日までに大洗駅弁の万年堂「茨城の四季彩懐石弁当」(1000円)が茨城県内特産品の統一ブランド「茨城うまいもんどころ」に弁当としてはじめて認定されました。この駅弁は茨城県産のおかずを10種類以上堪能できるもので、春と夏2種類のバージョンがあります。予約しないと買えない弁当ですが、いよいよ私鉄の駅弁も都道府県が太鼓判を押す特産品になったというのはとてもうれしいことです。

             


そんなわけで、12月19日に予約して「冬の彩り」という冬バージョンを鹿島臨海鉄道大洗駅で受け取ったわけですが、ちょうどお昼時で予約しなくてももう一つだけ売り場にありました。ちなみにその他の駅弁は5個ぐらいずつ売店に置かれていました。

             

内容は下のお品書きの通りですが、正直な話、よく1000円でここまで作れたなあと感心しました。ごはんは左から大洗菜めし、イクラごはん、水戸の梅干し入りごはんの3種。おかずは鱈の土浦蓮根素焼きが食感と言い旨味と言い絶品でした。それからお品書きにはないようですが、水戸納豆の包み揚げなどもありました。
鱚の行方町大葉巻天ぷらや、土浦三つ葉とイカの明太子和え、行方町水菜のクラッカーペッパー風味、御前山椎茸のイタリア焼きパプリカ添え、地元産鶏の粒マスタード焼き揚げトマト添え、白玉と南瓜のきな粉串など、どれも手抜きをすることなく、しかも独創的なアイデアの料理ばかりで、期待を裏切らない味の実力を備えています。ただただ感動の嵐。

            

さすがにこれならば茨城県内特産品の統一ブランド「茨城うまいもんどころ」に弁当としてはじめて認定されたのもうなずけます。お世辞抜きで、オススメ、お買い得な駅弁です。念のため、ぜひ万年屋さんに予約して下さい。

下は2006年11月4日に予約して購入した「秋の彩り」。つまり秋バージョンです。

   

お品書きにもあるとおり、茨城県内の食材にこだわっています。秋鮭、銀杏、薩摩芋など。

   

   

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