秀吉を天下人にした「出世御膳」  〜名古屋駅「秀吉膳」〜

下は2010年3月7日、道風ライナーさんが名古屋駅で購入した「秀吉膳」。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。「2010年3月7日。中央コンコース内売店で購入。1000円。名古屋だるま。蛸、鱈、蟹、魚のすり身、とり肉、山菜、筑前煮、守口漬、ごぼうの赤味噌漬け、雨、とびこ、錦糸たまご、羊羹、花に昆布が入っています」

     

下は2010年7月3日、稲口町さんが名古屋駅で購入した「秀吉膳」1000円。貴重な画像どうもありがとうございました。

     

下は2010年7月9日、名古屋駅で購入した「秀吉膳」。1000円。「日本一の出世頭」と言われる豊臣秀吉が天下を取った絶頂期のとき、徳川家康が全国各地から珍味と称される食材を集めもてなしたと言われる豪華絢爛な「饗応膳」を再現したものだそうです。

     

2010年3月6日から始まった「武将都市ナゴヤ」キャンペーンに合わせて発売されました。豊臣秀吉は合戦の馬印に千成瓢箪を用いて天下を取ったことから、駅弁の容器も瓢箪型です。名鉄特急の車内でいただきました。

     

秀吉の好物だったとされるゴボウをはじめ、魚のすり身、タコ、タラ、カニ、鳥肉、花に昆布、とびこ、守口漬、そして大茶会で大名に配ったという羊羹などが入ります。お品書きには食材のイラストも描かれていました。

     

カニは実際の「饗応膳」では甲羅の上に茹でた身を盛ったのだとか。鳥肉は当時の「饗応膳」ではヒバリの骨付きとして姿焼きで出されたそうです。また、花型の昆布は砂糖漬けにされ、お菓子として食されたということです。

     

 トップページへ戻る 明治村復刻の名古屋駅「復刻名古屋驛折詰御辨當」へ 東海の駅弁リストに戻る

 「家康膳」を見る