四国旅・駅弁選手権2012〜その2〜

2012年10月5日から7日まで四国を旅しました。JR四国「四国のランキング」が3回目の今回から「四国の駅弁選手権2012」と名称を変え、10月からスタート。34種類の駅弁がエントリーしています。瀬戸大橋が開通するまで、昔は四国に渡ったら必ず通った高松駅で最初に買いたい駅弁を。

     

上と下は2012年10月7日、高松駅で購入した「四国巡り〜♪」。600円。「四国の駅弁選手権2012」エントリー駅弁です。四国の名物が600円という手軽な価格で楽しめる、「四国の駅弁入門」のような駅弁だと思います。

     

2011年の「第1回四国の特産食材を使った駅弁レシピコンテスト」で金賞を受賞した三重県の堂本さんが考案したという駅弁です。黒豆が入ったおこわは香川県産「ヒノヒカリ」を使用。

     

愛媛のじゃこ天、高知の鰹節とショウガ、徳島はなると金時とワカメ、そして香川が讃岐夢豚、さぬきうどん。まさに「四国巡り〜♪」ですね。朝9時前に高松駅の売店に行ったらまだなく、店員さんに聞くと午前10時頃からの販売だということでした。結局もう一度行って買うことが出来ました。ご注意下さい。

     

さて、「四国巡り」と言えば、古くから四国霊場八十八カ所巡りが有名ですね。下は2004年3月27日に購入した「四国のお遍路さん弁当」880円。2012年現在では内容もリニューアルし、950円となっています。これも「四国の駅弁選手権2012」エントリー駅弁です。

     

おむすびが2つに大ぶりのいいだこ、いんげんのフライ、名物の醤油豆、鶏の照り焼き、鯛の塩焼き、鶏肉団子、昆布巻きと、おかずの内容的にも満足のいく駅弁です。駅弁大会でも買えることがあります。

             

2012年10月7日に話を戻します。高松駅の駅弁をもう一つ、「讃岐でんぶく ふぐ弁当」1100円を紹介します。

     

2012年8月から販売開始された新作駅弁は「四国の駅弁選手権2012」エントリー駅弁でもあります。瀬戸内産のナシフグ(香川では「讃岐でんぶく」と言われているようです)の煮付けと塩焼きが楽しめます。県産のヒノヒカリの炊き込みご飯の上にのせ、しょうゆ豆やえび天を添えています。

     

メインの「讃岐でんぶく」は、個人的には煮付けの方が美味しいと感じました。もっちり感があって、淡泊ではありますが、とっても上品な味わい。じゃこ天ならぬ「えび天」は、瀬戸内海で捕れた小エビを殻付きのままミンチにし、豆腐と魚のすり身で練り上げたという高松の特産品。炒った空豆を醤油出汁に漬け込んだという「しょうゆ豆」も脇を固めています。

     

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