左は大正後期か。

「御辨當」とその下の「御壽し」とも、蒸気機関車が長閑に客車列車を牽引して走っている風景は一緒ですが、掛け紙の印刷所は違います。上が「廣島関西印刷株式会社オフセット印行」、下が「廣島谷口アルミ版印刷」と書かれています。

「御壽し」には「拾五銭」の定価の上に訂正スタンプで「弐拾銭」と訂正してあります。

キリンビール、桜正宗、鞆保命酒なども扱っていたようです。
 

左は昭和4年7月21日午後1時。
縦9p×横6pの小型掛け紙です。当時にも蛸のやわらか煮が入っていたのでしょうか。

右は9p×横15.5p。40銭という定価からして大正時代後期か。





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