貨車さんよりコメントをいただきましたので紹介します。
この安辺駅の属する京元線の高山-福渓間は当時25パーミルの勾配でして、昭和19年ついに朝鮮総督府は電化に踏み切り、内地で「デロィ」「デロニ」の電気機関車が建造されました。とうぜんですが時既に遅く、翌年大日本帝国敗戦。以降朝鮮半島も東西冷戦に飲み込まれます。さて福渓より下の「鉄山」からはかの有名な「金剛山」に向う「金剛山電鉄」がでていました。
日本の南海とか、東急とか小田急、近鉄のような立派な電鉄で当時最新鋭の電車が発注され、今は何もない「金剛山駅」にはデッカイ「金剛山電車のりば」という看板がたち、朝鮮風の駅舎も。
さらに週末には京城発京元線夜行列車の最後尾に2・3等寝台車「金剛山行」が併結され、「金剛山電鉄」内は電車が牽引、(鮮鉄直通の貨車も牽引していた)フリークエント・サーヴィスに
つとめていたそうです。


昭和初期?
現在の北朝鮮アンビョン。朝鮮半島の付け根に位置する日本海にほど近い町です。クムガン(金剛)山まで東南の方向に約100q。


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