2006年7月23日、西原弁当さんに立ち寄った際、古い掛け紙を見せていただきましたのでご紹介しましょう。これらの掛け紙は、1970〜80年代のものと思われます。

   

   

「上等幕の内弁当」。おそらく2段重ねだったのでしょう。

   

「特製お料理御弁当」。600円という価格は80年代を思わせます。内容的にかなり充実していたのでしょう。

   

「特製お好み料理」。鯉料理も入っていたのでしょうか。

   

「上幕の内弁当」。これは「エキゾチックジャパン」の標語からして80年代後半でしょう。


下は私が所有する1970年代の「とりめし」です。九州では駅弁を売るほとんどの駅が「かしわめし」と呼ぶのに対して、鹿児島県内のこの川内駅と西鹿児島駅では「とりめし」と呼んでいるのは興味深いですね。

                   

1976年にはすでに川内駅では「とりめし」を売っていないようなので、おそらく1972年〜1975年あたりのものと思われます。

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