2006年12月23日、長崎駅の駅弁売店で許可を得て撮影させてもらいました。なお、調製元が不明なものもありますので、すべて販売者の「九州リテール」に統一させていただきました。

          

「石だたみ」は巻きずし、いなりずしをメインに海老天や辛子蓮根、紅白なます、野菜の煮物などが入った840円のお弁当。調製元は「やまと」か。

          

「長崎街道弁当」1050円は桜おぼろなど、二段の三色弁当で、豚の角煮、鰤の照り焼きなどのおかずが満載。調製元は「いずや弁当」。駕籠風の容器に入ったレトロなお弁当です。このお弁当は2008年2月3日に購入しましたので以下に紹介します。

     

パッケージに箸入れ、掛け紙と、かなりお金をかけています。因みに駕籠棒の中は空っぽでした。

    

桜でんぶ、鶏そぼろ、錦糸玉子の三色弁当に、豚の角煮、カツオの角煮、焼売、鶏の唐揚げなど、豪華なおかずが沢山入っています。

    

下の画像から2006年12月23日、長崎駅・駅弁売店の話に戻ります。

          

「やまとの巻き寿し」420円は巻きずしが8個入り。「大村名物 角ずし」も「やまと」の調製。ごはんに椎茸、干瓢、蒲鉾を混ぜ、錦糸玉子で彩りを添えた押し寿司。戦国時代に武士が勝利の祝いに刀で切ってふるまったというのが始まりとか。おかずも色とりどりです。

          

「姫さま御膳」600円は女性向きの上品なお弁当。ちらし寿司にゆかりの俵むすびなど。「長崎 円卓風 中華弁当」は880円。炒飯や春巻きなどが円卓風に配置されています。共に福徳屋の調製。

          

下は2008年8月30日、長崎駅で購入した「たーふる弁当」880円。福徳屋の調製です。「長崎 円卓風 中華弁当」が名前を変えました。「たーふる」とはオランダ語の「Table」のこと。テーブルで食事をするという意味だそうです。もともと「しっぽく」が東京語で「卓」のことなので、それをオランダ語に言い換えてリニューアルしたということなのでしょう。

   

玉子入りチャーハン、肉がたっぷりの中華ちまき、マヨネーズ和えのエビチリ、春巻き、花しゅうまい鶏唐揚げ、桃まん、サクランボなどが入っています。

   

下は2005年1月3日頃、山本町駅(瀬戸鷹)さんが購入した「中華弁当」。春巻、焼売、鶏唐揚などが入ったお弁当です。

     

貴重な画像どうもありがとうございます。山本町駅(瀬戸鷹)さんのコメントは次の通り。
「長崎・中華街」をまるごと詰めた割に、¥870とかなり安価なのが嬉しいところ。それを考えれば、多いメニューとまでは言えないまでも、充分楽しめるシロモノでしょう。この日の長崎は天気が悪く、「ああ〜、長崎は〜、今日も雨だった〜・・」のメロディが聞けるベンチで賞味しました。フンイキはよいのですが、如何せん人がドッと来る場所なので、メイワクにならないよう気をつけたいですね。」


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