山陰シブイ駅弁の旅 〜その5・終〜

2006年10月8日、鳥取駅で砂丘の白兎さんと合流し、普通列車で浜坂駅へ。ここで久々に食べたかった名物「かに寿し」はまさかの売り切れ。しかし、かくれ駅弁がありました。これを食べながらまもなく付け替える餘部鉄橋を「はまかぜ」に乗車して渡ります。

   

これが浜坂駅前のコンビニ「コスモス」。名物の「かに寿し」が今でも売られています。

   

しかし、今回は残念ながら売り切れ。13時を少し回ったばかりだというのに。。。悔やんでも仕方ないと思いつつ、ふと「いかめし」のポスターを発見。厳密には駅弁ではなく、総菜ですが、今回はこれで満足しようと心に決めました。

   

無農薬有機栽培で合鴨に害虫を守らせた「いかめし」332円。浜坂漁港水揚げのイカを使用し、本来は夏場のみの販売なのですが、なるべく年間を通じて販売するように努めているとのことでした。

   

それともう一つ、砂丘の白兎さんオススメの「カレーライス」。これも試そうと、「はまかぜ4号」に乗り込みました。

  

キハ181の懐かしい国鉄車両です。こういうのが毎日大阪駅に出入りしているとは、本当に関西の方々が羨ましいです。

   

イカは2ハイ入り。うち1ハイは切り分けられており、食べ安かったです。また、汁気も多く、もち米ごはんもぎっしり。味は濃厚ですから、この値段ならば絶対にオトクですね。

   

そして、ついに高さ41.45メートル、長さ310.59メートルの餘部鉄橋に差し掛かりました。明治45年に完成以来、96年の役目を終え、2007年の春からつけ替え工事が始まり、コンクリート橋に生まれ変わります。

   

  

 

浜坂駅の構内には、「さようなら特急出雲号」のパネル写真やポスターが貼られていました。

   

  

やがて餘部橋梁を渡りきると、荒々しい日本海の車窓風景がまた広がってきました。

 


 中国の駅弁リストに戻る トップページに戻る 駅弁行脚インデックスに戻る