2008年10月13日、東京駅(東日本縦断駅弁大会)で購入した「特盛シウマイ御弁當」1500円。

    

2008年10月12日〜13日に実施された、東日本縦断駅弁大会期間中のみ売られた「メガ駅弁シリーズ」の1つでした。

    

一見ふつうの「シウマイ御弁當」のように思いますが、それぞれのおかずがメガサイズ級ということで、通常の1.5倍の大きさと考えて良いでしょう。

    

下は2004年7月10日、横浜駅で購入の「シウマイ御弁當」。

           

昭和28(1953)年から売り出された崎陽軒の代表的な駅弁です。10年後の昭和38(1963)年には1日に4000個も売り上げる人気駅弁となっていき、現在では1万個を超えるとまで言われるほど多くの人々に愛されました。

           

まぐろのステーキをはじめとして、あくまでも個人的には全体的にちょっとおかずが塩辛いような気もしますが、竹の子煮からデザートのあんずに至るまで、長い時間を経て完成され、支持を得てきた駅弁と言えましょう。

      

左上は1979年1月15日購入時の掛け紙。右は1989年「横浜みなと未来博」を記念した「シウマイ御弁當当」です。また、左下は1980年代後半「祝みなとまつりシウマイ御弁當」、右下は同じく1980年代後半ですが、通常とは違う掛け紙の「シウマイ御弁当」です。実は私、当時はこの駅弁よりも、シウマイとやきめしをセットにして買うのが好きでしたので、あまりこの駅弁は買わなかったのです。

  

昭和28(1953)年に売り出された当時の掛け紙が下です。日付は昭和31年9月1日。
「外食券引換制度」が昭和31年まで続き、庶民はごはんの入ったお弁当は自由に買えなかったため、それから逃れるために「屑米」を用いた「等外米精撰製品」として、駅弁を売っていたのです。「等外米」のマークが時代を反映していますよね。この駅弁はそういう戦後の混乱期に誕生したのでした。

             

2007年1月11日〜23日に行われた京王駅弁大会で、「復刻駅弁」の企画として昭和29(1954)年当時の復刻版が1日限定200個売り出されました。それが下です。2007年1月13日に購入しました。

    

当時はシウマイが4個ということで、現在よりも1個少ないですが、大きな玉子焼きが入っていたり、当時としては高級な海老フライまで入っていたようです。なお、掛け紙に「等外米」のマークが入っていなかったのは、ちょっと残念でしたが。。。

           

下は2006年4月8日、購入。東武池袋店本館地下2階売店のみで6日〜19日まで売られていました。昭和35(1960)年の掛け紙を使用しています。

            

鶏肉の甘煮、セロリ、福神漬けなどが入っており、ちょっと新鮮な感じです。シウマイは4個。

            

下は2007年4月8日に購入した「JR20周年」と「横浜開港150周年」の刻印が入ったもの。

    

シウマイが4個ではなく5個入っていると何となく得した気分になりますね。

    

下は2007年7月13日、レッテルさんが横浜駅で購入した「東海道線120周年記念シウマイ御辨當」。貴重な画像どうもありがとうございました。

   

下は2007年7月14日、16日(さらに下の画像)などに購入した「東海道線120周年記念シウマイ御辨當」。

   

私もかつて乗車したことのある80系電車が掛け紙に描かれています。

   

下は2008年5月3日、はやしさんが購入した「ザよこはまパレードシウマイ御辨當2008」。貴重な画像どうもありがとうございました。

   

下は2009年4月29日、横浜駅で購入した「ザよこはまパレードシウマイ御辨當2009」。

   


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