下は2010年12月5日、新青森開業記念東京駅駅弁大会で購入した「新青森駅開業記念弁当」1200円。

    

写っている車両は上越新幹線の「たにかわ」なので、新青森へは行かないわけですが、構想から38年の時を経て東北新幹線が2010年12月4日に全通したわけですから、古い車両が似合うかなと思いまして(^^;)。本当は時間がなくてこれしか撮れなかったのですが。

     

この駅弁は2010年12月4日と5日の2日間限定で東京駅旨囲門にて販売されました。新青森駅開業を祝う東京駅の駅弁であり、調製はNRE大増でした。青森から東京まで各地の名産をイメージしたおかずが入っています。

    

メヒカリの唐揚げ(福島)、帆立風味フライ(青森)、しそくるみ揚げ(宮城)、アピオス(青森)、焼き茄子のずんだ和え(宮城)、梅のしそ巻き(青森)、みずの生姜漬け(青森)、柚子入り笹かまぼこ(宮城)。田舎煮として、せんべい(岩手・青森)、油麩(宮城)、結び昆布(岩手)などが入っていました。ごはんは鮭はらこめしと深川めし(東京)。

    

せんべいはせんべい汁をイメージしているのか、程よく水分を含んでいて美味しかったです。ドングリみたいな形をしたアピオスは、アメリカホドイモというツル性のマメ科の植物だそうで、ネイティブアメリカンがよく好んで食べていたものだそうです。日本では東北大学の研究で認知されたほか、東北地方の農家では、産後や病後の栄養補給に食べられてきたとか。

    

2011年3月には最速新幹線「はやぶさ」が登場し、最高時速300キロを出して東京〜新青森を3時間10分で結ぶそうです。東北や北海道がぐっと近くなりますね。「はやぶさ」の先頭車両にファーストクラスとして導入される「グランクラス」にもいつか乗ってみたいものです。

    

下は2010年12月5日、新青森開業記念東京駅駅弁大会で購入した「新青森駅開業記念弁当 津軽味祭」1200円。某西武線の駅ホームベンチで賞味しました。

    

調製はNRE大増。こちらは青森県に特化した駅弁となっており、カニや帆立が入ったちらしご飯をメインに、長芋素揚げ、帆立風味フライ、イカ磯辺揚げ、鶏肉と野菜のうま煮、みず生姜漬け、りんごシロップ漬けが入っています。

    

青森の名産が入った駅弁だけあって海鮮のおかずが美味しいです。また、みずの生姜漬けや山菜醤油煮など、東北ならではの素朴な山の幸も美味しいです。

    

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