カメラを縦にして撮ったのでボケてしまいましたが、大船駅1号売店に貼られていたポスターです。下は藤沢駅ホームにある80系湘南電車キヨスクにあったポスター。
     

2006年4月1日、大船駅で購入の「ありがとう113系湘南電車弁当」。2006年3月17日をもって東海道線東京〜伊東間から消えてしまった113系湘南電車にちなんで、2006年4月1日より5月末までの2ヶ月間、1ヶ月ずつ掛け紙を変えて売り出された記念弁当です。

     

もう1ヶ月前から発売していれば113系の車内で食べられたのになあと思うと残念ですが、私の地元(東海道線の熱海以西)ではまだ残っていたため、わざわざ113系のシートの上で撮影してみました。

     

発売日初日(2006年4月1日)の報告です。藤沢駅には3本しか置かないということで、11時頃にホーム上の80系キヨスクを覗いたらすでに売り切れていました。また、大船駅1号売店では私が買ったとき(10時前)に4本残っていたのですが、この売店では9時より10本しか置かないということで、帰るとき(10時半)に見たらやはり売り切れていました。

     

この日買ったのは今月末までの掛け紙のもので、来月からはまた掛け紙が変わります。現在のところ1日30本限定のようです。なお、この記念駅弁に関しては公式サイトには掲載しないということのようです。

     

上は2006年5月1日から31日までの掛け紙です。ポスターを接写しただけですが、ボケていてすみません。

     

上は2006年4月1日から30日までの掛け紙です。113系は1962年に登場した111系の性能をアップさせて1963年に登場しました。そして、1950年登場の80系から受け継がれたグリーンとオレンジの、いわゆる「湘南カラー」を全国に広めていったのです。しかし、さらに性能をアップさせた軽量ステンレス車211系が1986年に登場し、次第に影が薄くなっていきました。そして、さらに2001年3月、湘南新宿ラインの運転開始と共にデビューしたE231系電車の登場によって、いよいよ113系湘南電車活躍の場は狭まっていってしまったのです。

     

藤沢駅には2006年3月10日、初代湘南電車である80系電車(クハ86)を模したキヨスクがオープンし、オールドファンの郷愁を誘っています。かくいう私も小さい頃から80系湘南電車にはよくお世話になっていました。オールクロスシートで確か床が木だったし、当時は153系やデビューしたばかりの111系や113系が来る方が嬉しかったことは事実ですが、とにかく印象深い車両でした。初めてグリーン車に乗ったのも80系でしたし、夏には冷凍ミカンを買って、私は桃中軒「鯛めし」、亡き祖母は東華軒「小鰺押寿司」をつつきながらよく東京まで行ったものです。湘南電車で真鶴と根府川の間にあった眼鏡トンネル(赤沢トンネル・1972年廃止)をくぐる時が私は好きでした。今は新線となり、遠い過去の思い出となってしまいましたが。。。

     

この売店にはキヨスクで扱われる商品の他、湘南電車グッズも売られています。私は息子にチョロQを買いました。

     

211系グリーン車から根府川〜真鶴の風景を望みます。相模湾は今日も晴れていました。再び藤沢の80系キヨスク。従業員出入り口であるドアの部分にはこんなご愛敬もありました。

     

そろそろ中身を見ることにしましょう。まさにグリンピースと鮭フレークで彩られたこの色こそ、湘南色をイメージして苦心した大船軒さんの想いを知ることができます。


     

ご飯の上にグリンピース、鮭フレーク、錦糸玉子をストライブに敷き詰め、まるで陽光まぶしい湘南の海を背に走る113系を思わせるような心憎い演出です。

     

できれば錦糸玉子を使用せず、グリンピースと鮭フレークだけで113系電車のツートンカラーを表現してくれれば言うことなしでした。

     

おかずは甘鯛のフライ、鶏唐揚げ、椎茸や人参の煮物、玉子焼き、蒲鉾、煮貝、漬け物。容器は安物感が漂うものの、800円ならば満足できるはず。

     

どうしても113系の車内にこの記念駅弁を持ち込みたかった私は、熱海駅や三島駅でまだしばらくは生き延びるであろう静岡ローカルの113系を待って撮影しました。上は113系車内にて。

     

上が三島駅(浜松行き113系)、下が熱海駅(豊橋行き111系)。伊豆の東海岸では塗装を変えた伊豆急行200系として第2の人生を歩み、また、私の住んでいる町にはまだしばらく113系はそのままの姿で生き延びそうです。しかし、やがていつか「さよなら」を言う時は来るのでしょう。大船へ行き、なくなってはじめて良さがわかるものがあるんだと痛感した1日。。。

     

帰りに熱海から乗り換えた111系車内では4人の中学生がボックスで「デラックスこゆるぎ」をワイワイ言いながらほおばってました。また、反対側のボックスでは二十歳くらいの娘とその母親が「熱海をどり」と「赤飯弁当 花まつり」をいかにも上品そうに食べていました。なんとも微笑ましい旅情溢れた光景ですが、この車両でするなら違和感はありません。でも、こういうことが普通にできるのもいつまでかなあ、などと考えているうちに、不覚にも目頭が熱くなってきてしまいました。
下は2006年5月4日購入。5月バージョンです。

     

今回は「めし」から「すし」に変わるなど、前回と中身が違うので感動しました。

     

鮭フレークはそのままでしたが、今回はグリンピースの代わりにうぐいす豆で湘南電車のツートンカラーを表現していました。

     

イカリングや鶏の唐揚げ、玉子焼き、蒲鉾などのおかずが付きます。

     

ちょっとアングルを換えて象徴的に撮ってみました。

     

下は2008年1月27日に横浜駅『どんどん食べて!!「記念・限定」駅弁フェア』ではやしさんが購入した「ありがとう113系湘南電車弁当(押し寿司三昧)」。復刻駅弁ということになりますか。貴重な画像どうもありがとうございました。

       

下は2008年11月23日、鎌倉駅で購入した「湘南ツイン弁当」。

     

人気コミック「駅弁ひとり旅」とのコラボ駅弁です。トマトライスの上に鯖の唐揚げにしらす、そしてカレーひじきご飯の上には鶏の照り焼きとグリンピースという何とも妙な組み合わせですが、案外いけるものです。

     

掛け紙には昔懐かしい80系湘南電車が描かれていました。

     

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