2000年7月2日、ABQさんが購入。

貴重な掛け紙のご提供に感謝します。

当時は「鈴傳」という地元五井の会社が調製していたらしいです。「五井駅弁」としっかり記載し、小湊鉄道キハ200型ディーゼルカーをあしらった掛け紙を使用。しかも「通勤日替り献立」と印刷してあります。きっと何種類か存在していたのでしょう。値段も450円とお手ごろ価格。

下は高級感漂う800円の五井駅弁。「養老渓谷名物」と書かれています。この「傳馬喰漬」というのは明治から昭和初期にかけて養老渓谷の家畜商(馬喰う)、鈴木傳乃助が畜肉(牛・豚)を保存するために自家製みそで漬けたのが始まりということです。そして、「鈴傳」がそれを「ばくろうづけ」として今に伝えていたということのようです。しかしこの会社は2000年頃に倒産してしまったので、今はもうこの駅弁を買うことも食べることもできません。

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