房総ボロ車と駅弁旅〜その1〜

2010年2月11日、ふと思い立って、2011年度末で房総半島から消えるかもしれないという113系スカ色のボロ車に乗りに行きました。さっそく千葉駅から乗ると終点の勝浦まで運良くボックスを占領できました。

   

勝浦に行くならお似合いの期間限定駅弁がありました。千葉駅で2010年2月5日〜2月18日まで販売されている「祝大漁 勝浦魚い千葉」1000円です。

   

しらす、刻み海苔、ゴマを豪快に散らした男っぽい漁師風のご飯をメインに、和風テイストのマグロステーキ、お馴染みの鰯さんが焼きならぬ「鰯のさんが揚げ」、椎茸と海老の新丈蒸し、食感が嬉しい「いかメンチカツ」、後味サッパリ「サザエのマリネ」など、海の幸が豊富な勝浦を表現したお弁当だそうです。菜の花のお浸し、野菜の煮物、ひじきの煮物、セロリの漬物など、栄養のバランスもいいです。

   

下の画像では左上の大葉に巻かれた「鰯のさんが揚げ」と鮪ステーキが柔らかくて深い味わいがあり、とても美味しかったです。

   

そもそもこの駅弁が発売されたのは1年前の2009年です。千葉駅弁の万葉軒では2009年1月23日より3月1日まで、JR東日本千葉支社の「おいでよ房総 春!さきどりキャンペーン」に連動して駅弁を4種類販売しました。
★第1弾「館山すし街道」950円。1月23日〜1月29日、2月20日〜3月1日 ※「館山」をモチーフとしたバラ寿司
★第2弾「白浜花春うらら」850円。1月30日〜2月5日、2月20日〜3月1日 ※「白浜」をテーマに菜の花畑をイメージしたご飯と海の幸
★第3弾「勝浦 魚い千葉」1000円。2月6日〜2月19日、2月20日〜3月1日 ※シラスご飯と鰹、鮪の漬け炙り。
★第4弾「鴨川手提げ籠」1000円。2月13日〜3月1日 ※房総の寄合食文化をイメージしたおにぎり弁当。


というわけで、下は2009年2月7日、ノラ猫さんが千葉駅で購入した「勝浦魚い千葉」の初期バージョン。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。

   

「2/7 千葉駅構内万葉軒中央売店にて購入。本日より発売開始の「春さきどりキャンペーン」商品の第3弾駅弁です。お弁当の内容は鰹、鮪、蛸、烏賊、サザエがメイン食材で、鰹の漬け炙り/鮪の漬け炙り/蛸のやわらか煮/房総イカメンチ/サザエのコロッケが。その他は高野豆腐の鯛味噌和え/菜の花のピーナツ和え/金平牛蒡/野菜の煮物などが入ってました」

   

下は2009年2月15日、痛筋痒足さんが千葉駅で購入した「勝浦魚い千葉」。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。

   

「千葉まで足を延ばし入手した万葉軒の期間限定品。勝浦漁港直送・鰹の漬け炙り、自家製鮪の漬け炙り、蛸の柔らか煮、房総いかメンチ、サザエのコロッケなどのおかずと飯岡漁港直送・しらすご飯が合います。」

   

下は2009年2月5日、ノラ猫さんが千葉駅で購入した「白浜花春うらら」。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。

   

「2/5 千葉駅構内万葉軒中央売店にて購入。「春さきどりキャンペーン」商品の第二弾のお弁当のようです。菜の花弁当のようにご飯の上には鶏そぼろと炒り玉子が。鯨カツをメインにピーマンの豚肉巻き、いかうに焼、焼いわしなどがおかずとして入っていました」

   

下は2009年2月13日、ノラ猫さんが千葉駅で購入した「房総手提げ籠」。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。

       

「2/13 千葉駅東口売店にて購入。春さきどりキャンペーン商品の第4弾です。籠の中には俵にぎりが5つ。おかずは伊勢海老のコロッケ、ブリの照焼き、さざえのマリネ、など海産物で構成されています」

   

下は2009年2月14日、千葉駅で購入した「房総手提げ籠」。

   

不思議に思ったのは、最初のニュースリリースでは「鴨川手提げ籠」というネーミングでした。しかし、「房総」に変わってしまったのは、食材が鴨川だけでは調達できなかったからなのでしょうか。謎が残りますね。

   

下は2010年2月11日の画像。撮影場所は上総一ノ宮駅です。勝浦を過ぎてもさらに南下します。

   

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