冬の道央駅弁旅〜その4・終〜

2007年3月3日〜4日にかけて旭川から小樽までのんびりと鈍行、快速で移動してきた旅も終着駅となりました。新千歳空港に向かう快速エアポートの中で最後に食べたいのは、もちろん北海道らしい特殊弁当もいいですが、どこにでもある幕の内と寿司というのもたまにはいいものです。

   

ご覧の通り、駅前には雪がほとんどない小樽駅。雪対策のための縦型信号機も心なしか寂しそう。「北の大地に新幹線」の看板の下にはJRバス。

下は2007年3月4日に購入した「おたる御弁当」。懐かしいビン牛乳も一緒に買ってみました。

   

たかが幕の内、されど幕の内。見るからにタダ者ではないですよね。ここにも北海道の食材がたくさん詰まっていました。

   

カボチャがいきなり不意打ちです。そしてニシン、イカ、イクラ、ホタテ。。。これだけのおかずが入って850円だから、ここの幕の内弁当は侮れないのです。

   

そして、下にあるような何の変哲もない「寿司」を購入して帰りの快速エアポートに乗車。しかし、車窓をおかずにして食べると、旅情を誘う立派な駅弁となります。

   

内容は北海道によくあるタイプの巻きずしと稲荷、そして長めに切られた海苔巻き。北海道らしい食材を探してみると、、、あっ、ありました。おそらく花そぼろは棒鱈ですね。だから、これは紛れもない北海道スタイルの「寿司」駅弁だと思います。

   

流れゆく車窓の中で、1つ、また1つと寿司をパクつく瞬間、とても豊かな時間が流れていきます。

   

そんなひとときが忘れられなくて、気がつくと駅弁を片手に、また旅に出てしまうのかもしれません。


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