寒波の北海道駅弁旅 〜その9・終〜

2011年12月22日から26日までの4泊5日、「クリスマス寒波」と呼ばれた悪天候の中、我ながら交通マヒをうまくかいくぐって、なんとかほぼ予定通りに北海道を一周。25日は長万部からスーパー北斗に乗車しました。下り列車には事前予約で函館駅弁や大沼公園駅弁を手にすることができます。今回は大沼公園をチョイスしました。

      

上は2011年12月25日、スーパー北斗の車内販売に事前予約して購入した大沼公園駅「大沼牛牛めし」1000円。この駅弁を食べるのは2回目ですが、まずは登場したいきさつから。下は2010年7月25日、ノラ猫さんが大沼公園駅に訪れた際に見かけた「大沼牛牛めし」の告知です。この時はノラ猫さんは入手できなかったようですが、どうやらSLの運行に合わせて販売しているようです。

              

下は2010年7月31日、はやしさんが大沼公園駅で購入した「大沼牛牛めし」1100円。貴重な画像ありがとうございます。

      

すき焼き風の味付けで煮卵も入っています。調製元は駅前の源五郎。川魚料理が専門のようです。

      

下は2010年8月30日、ノラ猫さんが大沼公園駅で購入した「大沼牛牛めし」1100円。貴重な画像ありがとうございます。以下はコメントです。「2010/8/30 大沼公園駅にて購入。価格は1100円。 上に甘めのタレで味付けされた地元大沼牛のお肉が。 脇にはくきわかめと煮玉子副えられています。」

      

下はその翌日2010年8月31日、私もやっと事前予約して大沼公園駅ホームで受け取った「大沼牛牛めし」1100円。スーパー北斗の車中でいただきました。

      

私にはすき焼き風のタレが少し辛めに感じました。もう少し副菜に北海道らしさが感じられると言うことないのですが。

      

因みに、大沼公園駅の名物には明治38年から続く鉄道甘味と呼ばれる「大沼だんご」があります。下は2005年7月23日に「スーパー北斗」の車内で購入した「元祖大沼だんご」。うるち米100%。明治38年の創業なので100年の伝統があります。画像は醤油とあんですが、醤油と胡麻もあります。

      

話を2011年12月25日に戻し、「大沼牛牛めし」1000円ですが、(このあと2012年1月15日をもって函館駅弁みかどが撤退すると知り、ならば、みかど調製「幕の内弁当」1050円も事前予約しておくべきだったと激しく後悔しましたが、後の祭りでした。)、リニューアルして牛そぼろとワカサギ佃煮が加わり、ゆで玉子はなくなりました。価格は100円安くなっています。

     

はこだて大沼牛の赤身を道産の玉ネギや牛蒡、しらたきと一緒に煮込み、道産米「ななつぼし」を使用したご飯の上に載せてあります。車内積み込みなのでその時間に合わせて調製しています。そのおかげで温かい状態でいただくことが出来ました。

     

稚内から旭川、網走、釧路、札幌、小樽、長万部、そして大沼公園と、北海道を一周した駅弁を紹介できましたが、今回は帯広や池田、厚岸、摩周、新千歳空港などの駅弁も味わっており、紹介できないのが残念でした。しかし、特急積み込みを中心にして駅弁がしっかりと北の大地に根付いていることを確信できた旅でもありました。最後までご覧くださり、どうもありがとうございました。

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