雪なし山陰駅弁旅 〜その2〜  

2011年2月19日から20日にかけて、雪のない冬の山陰を旅しました。出雲市から出雲大社を経て、一畑電鉄で松江温泉に抜け、松江駅にやって来ました。2011年の京王駅弁大会「おいしかった駅弁アンケート」で堂々1位に輝いたという駅弁をいただきます。

   

ちょうど訪れた3日前の新聞に掲載されたようで、駅売店にはその記事が掲示されていました。

   

2011年2月20日、松江駅で購入した「島根牛みそ玉丼」950円。奥出雲地方の香り高く、味わいのある極上の天然醸造味噌を使用し、江津の老舗酒造会社が醸造した清酒「都錦・料理の要」と合わせて、メイン食材の島根牛を甘辛く炊き、島根県産コシヒカリのごはんの上に載せ、さらにその上に半熟玉子を置いたもの。隠岐国・海士乃塩も調味料として使用されています。

   

とろとろ玉子をつぶして牛肉みそ煮の上に混ぜると味がマイルドかつ濃厚になりました。香の物として大根しそ漬けが良いアクセントとなっています。さすがに京王駅弁大会で舌の肥えたお客に認められただけのことはあります。

   

松江駅にも素晴らしい幕の内があります。下は2006年10月7日、松江駅で購入の「お弁当勾玉」。2011年2月現在でも900円の代表的な幕の内弁当として販売されています。

   

鶏の唐揚げ、焼き鮭などの定番おかずの他、あごちくわやシジミなど、松江の味も楽しめるお弁当です。

   

下は1970年代後半「海山弁当」。竹皮のようですが、普通の紙です。「にんぎまんま」とはおにぎりのことです。4つ入っています。おかずは「あご」と呼ばれるトビウオの焼き物、海老、鶏肉団子などでした。 

        

2011年2月20日の話に戻します。では特急スーパーまつかぜに乗車して、一路、東を目指します。

   

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