2007年12月29日に通信販売で購入した「およぎ牛弁当」1200円。

   

松江開府400年、松江駅開業100年記念弁当でもあります。泳いで海を渡る牛、潮凪牛(しおなぎぎゅう)を使用しています。「泳いで海を渡る牛」とはどういうことなのでしょう。パッケージには、本土で飼われている隠岐島生まれの牛を、冬になっても牧草の残る隠岐島に泳がせているそうです。現在でもそうだと言うからオドロキですね。

   

実演以外の駅弁大会などで買われた場合、電子レンジで再加熱することをオススメします。
今回はちょうど風呂場の大掃除でカビキラーを大量に吸い込み、味覚が痲痺していたため、味については多くを語れませんが、本醸造醤油と地元の酒で煮込んだというすき焼き風薄切り肉は、パッケージに書かれているように「とろける」ような食感がありました。また、そぼろ肉はA4クラスの肉を使用し、牛蒡や生姜と混ぜて甘辛く仕上げた逸品。添え物として「べにあずま種」のさつま芋、にんじん煮、茹でブロッコリーが彩りを増しています。

   

2008年京王百貨店駅弁大会のメイン対決「牛肉対決」に抜擢され、メディアなどにも取り上げられて一気に知名度を高めました。ぜひ、現地を訪れて賞味したい駅弁です。
一文字家さんの専務、カゲちゃんがこの駅弁に対してのメッセージを当サイトに寄せてくださいました。

「今回も、「松江市手作り産業表彰受賞の調理師」が、こだわって製作しています。醤油は本醸造の地物を何軒も探して歩き、抜群のものを探し出しました。アミノ酸がどんどん出る地酒など、色々試した結果を発表します。仕上げに入れる○●は内緒。 お肉はもちろん、島根和牛100パーセントランクA4以上のおいしい肉です。大自然の中ストレス無く育ったおいしいお肉を召し上がれ。」

   

下は2004年1月10日購入の「牛めし煖煖」。カレー風味のご飯の上に島根牛をたっぷりのせた加熱式駅弁です。

   

すき焼き肉のような柔らかい肉もいいですが、こういう厚切りの肉も、いかにも「牛めし」らしくて好きでした。しかし、テロ対策による加熱式弁当の航空便廃止や「およぎ牛弁当」発売の陰に、残念ながら終売してしまいました。

   

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