高山線80周年駅弁旅〜その1〜

2014年10月4日から5日にかけて、北陸と飛騨地方を旅しました。ちょうど高山本線全通80周年の年に当たります。富山から南下して、記念弁当を中心にレポートします。

   

上は2014年10月5日、富山駅で購入した「つるぎ幕の内弁当」850円。特急ワイドビューひだの始発列車とのツーショットです。なお、高山本線とは関係ありませんが、下の画像にもあるように、2015年春開業の北陸新幹線にシャトルタイプの「つるぎ」が富山〜金沢に運行されることを踏まえてのネーミングと思われます。

   

今しか見ることのできない、こんな画像も撮っておきました。右下の画像は高山線の普通列車です。

   

下はもうすぐ廃止となる「トワイライトエクスプレス」。高山本線の終着駅である富山は今まさに過渡期の真っ只中と言えます。

   

駅弁の上蓋には立山連峰の絵が描かれています。もちろん北陸本線(今後は「あいの風とやま鉄道」となります)からの車窓風景であり、そのまま北陸新幹線からの車窓風景にもなるのでしょう。

   

赤巻きかまぼこ、黒翡翠玉蒟蒻、ますの田舎味噌焼き、ますの昆布巻きなど、富山を感じさせるおかずに、ブロッコリーの出汁漬け、さつま芋レモン煮、鶏もも肉甘酢あん、野菜の炊き合わせ、大根なます、厚焼き玉子、きんぴらごぼう、胡瓜の甘塩漬けなど、850円の幕の内にしては丁寧な作りになっていて、とてもおススメできます。

   

上蓋の裏には中央に客車時代のボックス席の様子が描かれ、車窓には立山連峰が見えます。「時代が変われど源のまごころは変わらず」と題して、「ひとつひとつにこだわり丁寧に作り上げたおかずを おもてなしの心に詰めた 幕の内弁当をどうぞお召し上がり下さい」と右側に書かれ、絵の左側はお品書きとなっています。

   

下は途中駅である猪谷駅での1コマです。かつては2006年まで神岡鉄道が分岐していました。

   

それでは、さらに南下して高山に向かいます。

 さらにこの旅を続ける

 中部の駅弁リストに戻る トップページに戻る