下は2009年12月6日、伊豆箱根鉄道修善寺駅で購入した「武士のあじ巻き寿司」1100円。「武士」は「たけし」と読みます。

    

修善寺駅の駅弁売店は改札を出てすぐ左側です。以前は右奥にありましたので、駅弁購入には大変便利になりました。なお、伊豆箱根鉄道三島駅ホーム、修善寺温泉菊屋旅館の前でも一時期販売されていましたが、現在は撤退しています。

     

「武士のあじ巻き寿司」は2009年9月から満を持して販売開始した舞寿しの新作駅弁です。この時から修善寺の駅弁にはすべて「武士の」という頭語が付くようになりました。因みに「武士(たけし)」というのは調製元のご一家の苗字。専務は私の高校時代の同級生でもあります。

    

巻き寿司の芯には近海で獲れた鯵の切り身がこれでもかというくらい入っています。名物駅弁「武士のあじ寿司」と同じ価格ですので、鰺の切り身も同じだけ使用しているのでしょう。当然のことながら手巻きですので手間が掛かり、1日に10本足らずしか作れないそうです。

    

まずはそのままでいただくと、大葉が入っていると気づきます。レモンの爽やかな風味も。刻みショウガとゴマも入っています。次に、添えられたカメヤ(地元では老舗です)の生ワサビをつけていただきます。それにしてもぷりぷりの鯵の切り身がこんなに入っていると、口に頬張るときはまさに至福の瞬間ですね。

    

今度は醤油を垂らしていただきます。鯵やシャリに染みこんで鯵の味わいがキリリとしますね。鯵の脂もそれなりにのっていて、しかも酢がきつくないので高級寿司を食べているような感覚。

    

醤油が深い味わいだと感じましたが、なんとこの寿司に合うようにと、「アジの極」という本醸造の醤油まで作ってしまいました。1本400円です。これも名物になりそうな予感。

    

さあ、「武士のあじ巻き寿司」を持ち、修善寺駅から特急踊り子号に乗って出発です。三島駅までは特急券なしで乗車できるので、皆さまもお試し下さい。

    

田方(たがた)平野を走っていると、遠くに富士山が顔を覗かせました。高校時代は通学に使用していたこの路線。この日の撮影場所は韮山〜原木かな。。。

    

下は2009年12月19日、伊豆箱根鉄道修善寺駅で購入した「武士のあじ巻き寿司」。この寿司の尋常ならざる美味さに、早速のリピーターになってしまいました。

    

下の画像は南伊豆の下田、白浜あたりです。赤色のアロエの花が咲いています。左の画像では大島が、右の画像では利島、新島、式根島がうっすらと見えます。この駅弁のメイン食材、鯵が獲れる近海の一つです。皆さまもぜひ伊豆にお越し下さい。

     

2009年9月より「武士のわさびいなり」が新発売。「武士のわさびいなり」を見る

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