2006年6月11日、清水駅で購入。

2005年4月より静岡駅構内やホームのキヨスクで1日40本、そして2006年5月より清水駅構内ベルマート(7本)およびホームのキヨスク(3本)で売られているという旧清水市(現静岡市)興津の「大和」が調製した「鯵の押寿司」です。950円。月曜日定休。

    

清水駅に関しては3ヶ月に1度くらいはキヨスクを覗くのですが、前回の訪問は2006年4月でしたので、この日はじめて発見したわけです。一方の静岡駅は駅弁売店以外はいつもノーマークなため、発売されて1年以上経つのに全くその存在を知りませんでした。

    

駅弁マークはなく、厳密には駅売店への納入弁当業者の弁当ということになるのですが、掛け紙はしっかりしており、駅弁の体裁をしていて、さらにホーム売店でも売られていますので、当サイトでは駅弁として扱うことにします。

    

駿河湾で獲れた鮮度抜群な真アジを酢でごく軽く締め、生魚としての鯵の風味を損なうことなく、白ごまと生姜の混ぜられたすし飯の上に軽く押したと思います。酢がきつくないというのが何よりで、身はとても柔らかくふっくらとしています。酢じめの押寿司の鯵でこれほど柔らかい鯵は初めてでした。すし飯も機械で握ったような固さはなく、明らかに手で握っていますので、ほどよい隙間があって、口の中にふわっと広がっていきます。

    

皮も握る直前に剥がしたのでしょう。醤油をかけなくてそのまま食べても十分においしいです。また、鯵の切り身は肉厚なうえに何枚も重ねられていて、その食感がまた楽しいです。

    

地元の駅弁として、これからも根付いていって欲しいです。できることなら興津駅にも置いて欲しいと思うのですが。。。なお、東名高速道路の富士川SAでも買えるようです。

下は2006年6月15日17時半の静岡駅構内ベルマートの様子。北陸から輸送されてくる焼鯖寿司に挟まれるように売られていました。残りは1個となっています。

    

下は2007年3月23日、静岡駅構内のベルマートで購入した「鯵押寿し」。調製元は市内千代田にある吉野鮨。

     

2007年より販売されているということで、大和「鯵の押寿司」に代わって登場したということです。バッテラ風に仕上がっています。

    

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