元旦新潟親子旅 〜その1〜

2008年元旦。雪遊びをしたいという3人兄弟末っ子の長男、小2の息子と、初めての日帰り駅弁旅に出ました。東京からJR東日本の正月パス(大人12000円、小人6000円)を使って新幹線に乗り、新潟、長岡、越後湯沢の駅弁を食べまくります。

     

ますは地元、富士山の見える町を東海道新幹線で出発。2008年元旦の富士山は雪に煙っていました。そして、1時間足らずで東京駅に到着。これから上越新幹線「Maxとき313号」に乗り換えです。右下の画像左下に写っているのは息子の左肩。左下の小さな画像は2002年10月(当時は3歳2ヶ月)に撮ったものですので、成長ぶりを想像してください。5年3ヶ月ぶりの男同士、2人だけの本格的な列車旅の始まりです。

     

「Maxとき313号」は上越新幹線最速。東京駅を出ると、終着駅新潟まで停車しません。長いトンネルを抜けて越後湯沢を一瞬にして通過したとき、外はいきなりの雪景色、しかも吹雪でした。それを見て「マジかよ〜」と息子がポツリ。マジだよ。雪遊びしたいと言ったのはおまえじゃないか。。。

     

しかし、新潟市内に入ると、雪は完全に消えてしまいました。右上の画像でビッグスワンの屋根もくっきり見えています。ちょっとガッカリです。10時49分、東京駅から1時間37分で新潟駅に到着。新潟駅には柳の枝がよく似合います。それもそのはず、ここ新潟は水の都であると共に「柳都」なのですから。

    

さて、最初に紹介する駅弁も「柳都御膳」といきたいところですが、今回は「にいがた食の陣」に関わる駅弁を手にしましたのでそれをご紹介します。2008年1月1日、新潟駅で購入した「にいがた食の陣 冬こそ旬 南蛮海老たっぷりわっぱ飯」1000円。販売者は日本レストランエンタープライズ新潟列車営業支店。

    

もともとは「食の陣特製弁当にいがた冬食の陣」と共に2005年12月から2006年3月、2006年12月から2007年3月までNREから1日10本限定で販売された期間限定駅弁でした。しかし、その後、「にいがた食の陣」のロゴを外し、新潟空港で空弁として「新潟の春 南蛮海老たっぷりわっぱ飯」という名前に変わり、売られていたという報告があります。そして、今回また冬になり、駅弁として帰ってきたというわけなのでしょうか。掛け紙には「『南蛮海老たっぷりわっぱ飯』はシルバーホテルのオリジナルブランド【空弁】です。」と書かれていたので、本来のジャンルは空弁であることは間違いなく、期間限定で駅弁にもなるというのが真相のようです。

    

調製元は万代シルバーホテル内にあるレストランシルバースカイ。新潟空港ターミナルビルにもこのシルバースカイというレストランはあります。2007年11月10日から30日までは「食の陣弁当・秋編」というお弁当(空弁?)も売られていたようです。

    

「にいがたおおごっつお弁当」と書かれていますが、新潟弁で「新潟の大変なご馳走弁当」という意味らしいです。新潟県産食材を使用し、ごはんの上に錦糸玉子を敷き、さらに南蛮海老の味噌衣揚げ、牡蠣煮、バランの下に隠れて見にくいですが、寒ブリ煮、舞茸、椎茸、人参、さやえんどう、赤カブが載っています。春バージョンの空弁には越後もち豚などが入っていましたので、季節によって食材がいろいろと変わるようです。

    

雪遊びをするのが目的の旅。雪のない新潟駅から折り返して、雪があった長岡駅へと向かいます。


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