ぐるり紀伊半島の駅弁旅 〜その6・終〜

2006年10月9日。天王寺駅からオーシャンアロー5号、ワイドビュー南紀6号と乗り継いで、紀伊半島を一周する旅も、いよいよ大詰めを迎えました。尾鷲を過ぎてからは山の中を走り続け、視界が狭くなってきました。しかし、再び田園風景が広がるようになると、松阪はもうすぐそこです。

  

この旅のフィナーレにふさわしい駅弁は2006年秋にリニューアルした「特上牛肉弁当」2100円。

     

松阪駅15時11分。ホームでの乗車口受け渡しに現れたのは、なんと調製元である駅弁あら竹のぴーちゃんでした。2年ぶりの再会でしょうか。お忙しい中をどうもありがとうございました。

     

ごはんが温かかったので、さっそくいただきます。それにしてもいつも柔らかい牛肉ですね!! ごはんをくるんで一緒に食べるのが、ここの牛肉駅弁の一番美味しい食べ方だと私は思っているので、今回もそうさせていただきました。

     

松阪の牛肉弁当は車内でも人気です。尾鷲を過ぎて弁当を売りに来たワゴンサービスに、古希ぐらいの上品なおばあちゃんが、「松阪の牛肉弁当ある?」と聞いて、2個予約していました。で、それを聞いていた後ろのおばさんもつられるように2個。 実際、松阪を過ぎると座席に届けられ、嬉しそうに開けて食べはじめました。

     

上の画像で右上に写っている「牛肉しぐれ煮」もごはんの友として最高です。ぜひ一緒に購入されることをオススメします。

     

ホームで手を振るぴーちゃんとお別れしてからおよそ1時間後の16時18分、定刻通り名古屋駅に到着。

     

紀伊勝浦駅に下車した11分間以外は、天王寺駅で乗車した9時22分から7時間も特急に乗りっぱなしでした。距離にして470q。でも、退屈したことはなく、ずっと楽しかったです。


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