下は2014年7月5日、小淵沢駅で購入した「高原野菜とカツの弁当」950円。

   

1970年に日本で初めて生野菜を中心にした駅弁として販売されて以来、ずっと小淵沢駅を代表する駅弁であり続けてきましたが、2013年9月ぐらいから一時休止(受注販売のみ)を経て2014年4月26日より販売が再開されました。

   

チキンカツはポークカツに比べて冷めても固くならないので、とても美味しくいただけます。2014年現在は小淵沢駅のみの販売ですので、これを食べることが目的で小淵沢駅を訪れる人が増えるかもしれません。少なくとも私はその一人です。

   

下は2014年8月23日、小淵沢駅で購入した「Premium八ヶ岳名物高原野菜とカツの弁当」1400円。2014年7月17日から8月31日までの期間限定2000食限定というプレミアムな駅弁として登場しました。

   

売り場ではこんな感じで売られています。1400円ですので、通常の950円より1.5倍くらいの価格ですが、およそ2ヶ月という限られた販売期間の中で、プレミアムな野菜や鶏肉で作られた往年の名物駅弁を食べてみたくなる人も少なくはないはずです。

   

甲州の「甲斐味鶏」チキンカツと、八ヶ岳南麓産のレタス・きゅうり・トマトなど地野菜を使用しています。ドレッシング、塩、マスタード、ウスターソース、オリジナルナプキン付き。チキンカツにかけるソースがもう一つあるとさらに嬉しいですね。レタスがみずみずしくて美味しいです。特にコーンが旬という感じでした。

   

2014年8月21日にはがちまやーさんも購入しています。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。「内容は基本的に通常版と変わらないようですが地元の食材を使用しているとの事で、チキンカツ(山梨県産甲斐味鶏)・レタス・きゅうり・ミニトマト・コーン(共に山梨県北杜市産)・セロリ(山梨県諏訪郡原村産)・しめじ・カリフラワー(共に山梨県産)・りんご(山梨県産)・白米(新潟県産)。」

   

下は2004年1月4日、甲府駅で購入した「高原野菜とカツの弁当」。この当時には「チキンカツ」という表示はありません。

     

チキンカツに高原の野菜がサラダとしてたっぷり入っている駅弁。デビューした当時は生野菜がたくさん入っているなんて、画期的だったことでしょう。

     

1978年ころから何回となく食べています。現地の小淵沢でというより、新宿駅で買い求めることが多かったです。新鮮な高原の野菜がたくさん入っていて、他の駅弁とは一風変わったものだと子どもながらに感じていました。

   

下の掛け紙は1978年頃のものだと思います。この時は駅弁大会で購入しました。

     

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