甲信周遊駅弁の旅〜その5・終〜

2006年8月15日、中央本線の大月駅をスタートして小海線、長野新幹線、しなの鉄道、篠ノ井線を経由して、また中央本線へと戻ってきました。この日は国内有数、上諏訪の諏訪湖祭湖上花火大会。上諏訪駅には年に一度この日だけ売られる駅弁があると聞きつけてやってまいりました。ここがこの旅の最終目的地です。

     

この日の上諏訪駅は非常態勢。臨時列車はもとより、臨時の出入口まで用意して、駅員も増員されていました。

     

諏訪湖では夏になると毎晩花火を打ち上げているそうですが、この8月15日は50万人もの見物客が訪れ、4万発の花火をはじめ、10号玉の早打ち、水上大スターマイン、そして最後のナイアガラ瀑布は2qに及ぶ長さだとか。

     

この日は上諏訪駅名物の露天風呂温泉も午前中で店じまい。

     

ありました。この日だけ売られる「花火弁当」850円。調製は塩尻駅弁のカワカミです。

     

専用の掛け紙も弁当名を記したラベルもないのが残念ですが、それを承知で事前予約しておきました。

     

牛肉煮、ゆば揚げ、煮貝、鶏照り焼き、山菜煮、玉子焼き、漬け物まで、汎用容器に入ったおかずは彩り豊かで酒肴にもなりそうです。

     

変則的な9分割で、ごはんはちらし寿司でした。酢ばすが花火っぽくて雰囲気出ていますね。半円形のレモンも水上大スターマイン「Kiss of Fire」を表現しているのでしょうか。

     

まさに年に一度の「ハレ」の日にふさわしい駅弁ですね。この日は夕方までに帰宅しなければならない事情があったので断念しましたが、時間が許せばぜひ花火を見たかったものです。

     

今回も最後までご覧下さいましてどうもありがとうございました。


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