2005年8月1日から加賀温泉駅で売り出された「発芽玄米鯛めし 鯛のいなり手箱」です。900円。

「じっくりと味をしみこませた稲荷に鯛の炊き込み御飯を詰め、さらに煮付けた鯛をのせた海の国加賀の鯛づくし弁当」というキャッチフレーズどおりの駅弁。

    

しかも、「発芽玄米鯛めし 鯛のいなり手箱」という名前の「いなり手箱」の部分は、何を隠そうこの上ちゃんのネーミングアイデアがそのまま採用されました。実は高野商店さんが新商品のネーミングをブログ「駅弁屋」で募集されておられたので、10個ほどアイデアを考えて応募していたのです。採用されて本当に嬉しかったです。

    

稲荷に詰めたのが「すし」ではなく「めし」で、しかも「鯛めし」なんです。さらに、鯛の煮付けがのっており、まさに鯛づくし。その上に木の芽が置かれていて、香りも楽しめます。添えられている野菜の煮物も手抜きがなく、この駅弁全体ができたてで温かろうが、冷めていようが、はたまた冷やしてあろうが、本当に美味しくいただけます。
実際、私は試作品をクール宅急便で送ってもらいましたが、ギンギンに冷えていたこの駅弁をウソだろうと思うくらい美味しくいただけました。これならば駅弁大会にももってこいです。

    

将来的には1日1000個以上の売り上げを目指すということですが、ぜひ頑張ってもらいたいと思います。

冷めても冷えても美味しい駅弁がこれです。みなさんもぜひ一度ご賞味あれ。

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