下は2011年12月11日、大井川鐵道井川線(南アルプスあぷとライン)井川駅下の「やまびこ」で購入した「しいたけ丼弁当」800円。

    

この日は天気が良かったので、奥大井までドライブに行きました。新金谷の駅ではSLが出発したあとでしたので、それを追いかけて千頭駅まで。途中、ところどころで写真を撮りました。右下は地名駅に向かう途中。大井川の蛇行がよくわかります。右下は下泉駅ですれ違う電車たち。大手私鉄の車両がここでのんびりと余生を送っています。

     

左下は駿河徳山駅前の踏切。ここは京阪地区かと一瞬錯覚してしまいます。右下は千頭駅前で披露されていた「赤石太鼓」。山あいに太鼓の音がこだましていました。

     

そして、千頭駅では無事にSLを写真に収めることができました。大井川鐵道は2011年12月1日に全線開通80周年を迎えました。12月18日まで記念のヘッドマークを付けたSL「かわね路」号が走っています。

    

ここで13時46分発の井川駅行きトロッコ列車に乗れそうだったのですが、折り返してくると17時45分になってしまうため、今回はやめておき、そのままクルマで北上しました。それにしても千頭駅にはいろいろな車両がいて楽しいです。最近はターンテーブルが新金谷駅にでき、上下線ともSLが前向き運転できるようになりました。

     

少し足を伸ばして寸又峡温泉まで行ってみました。20年ぶりの訪問です。昔、宿泊した温泉ホテルのすぐ近くに森林鉄道時代の車両が置かれていました。左下の画像です。右下の画像は長島ダム。この場所へ行く裏道は落ち葉や石ころが散乱していて、崩落しそうな箇所もあり、とても怖かったです。

     

下の画像は奥大井湖上駅です。前回、井川までトロッコ列車に乗ったのは、アプト式になる直前でした。その時は接阻峡温泉駅前(当時は「川根長島」駅)の温泉会館で入浴もしました。今回はクルマで来ましたが、いつか紅葉の時期にでも新線に乗りたいと思います。

    

さて、終点井川駅に着きました。千頭駅を私のクルマよりも早く出発したトロッコ列車はまだ到着していません。寸又峡まで寄り道して行っていたわけですが、それをしなければ、クルマなら30分ぐらいで千頭から井川に着いてしまいます。それを機関車付け替えで2時間近くかけて20q足らずの距離をのんびり走ってくるトロッコ列車は、ある意味で贅沢な乗物と言えます。

    

やっと列車が到着。でも、そんなことよりも、駅の改札横にある売店(シャツターが閉まっていました)には全くの不意打ちでしたが、驚きの貼り紙が。。。駅弁があるのでしょうか?

    

よく見ると、「井川駅下」と書いてありました。さっそく階段を降りて行ってみます。すると、土産物屋さん兼お食事処「やまびこ食堂」(054−260−2422)がありました。おばあさんが一人で切り盛りしている感じの店でした。客はそれなりに入っています。「しいたけ丼弁当」を注文すると、時間は大丈夫ですか、と聞かれつつも、「出来立てを作りますからね」と、快く引き受けてくれました。すぐに中から天ぷらを揚げる音が聞こえてきました。これは期待できます。

     

午後3時半で混んでいない時間帯だったからか、「しいたけ丼弁当」は10分足らずで出来上がりました。掛け紙が付いていなかったのは駅弁らしくないという意味で少し残念でしたが、まあそうだろうなぁとは予想していたので、出来立てですし、とにかく中を開けてみたくなりました。まだこの駅前弁当を始めてから1年も経っていないということでした。

    

井川産の肉厚(貼り紙には「厚肉」と書いてある)椎茸を使用し、それが「おふくろの味」のように、とても上手に煮てあります。椎茸肉は1センチ以上はありました。田舎こんにゃくの煮物はぷるんぷるんしています。こんにゃくとは味付けを変えてある竹の子と人参の煮物は、歯応えがほとんどないくらい、とろけそうに煮込んでありました。

    

天ぷらは野菜のかき揚げ、春菊、茄子、そして椎茸でした。漬物もたくあん、つぼ漬け、そして胡瓜と、なかなか手が込んでいます。この天ぷらと煮物とのバランスが非常に良く、それがこのお弁当の美味しさの秘密かもしれません。

    

下の画像、この美味しそうな椎茸を見てください。おばあさんには「今度また買いに来てね」と言われましたので、絶対にリピーターになろうと思いました。今度はトロッコ列車で来ることにします。

    

駅から歩いて2〜3分のところに中部電力の井川展示館と井川ダムがあります。私も以前訪れましたが、観光資源も豊富というわけです。

     

15時57分発にして千頭行きの最終列車を見送り、その後は暮れなずむダム湖を眺めながら、「しいたけ丼弁当」をいただきました。

    

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